WEB別冊文藝春秋

《読んで楽しむ、つながる》小説好きのためのコミュニティ! 月額800円で、人気作家の作品&インタビューや対談、エッセイが読み放題。作家の素顔や創作秘話に触れられるオンラインイベントのほか、お題企画や投稿イベントなど参加型企画も盛りだくさんでお届けしていきます。

WEB別冊文藝春秋

《読んで楽しむ、つながる》小説好きのためのコミュニティ! 月額800円で、人気作家の作品&インタビューや対談、エッセイが読み放題。作家の素顔や創作秘話に触れられるオンラインイベントのほか、お題企画や投稿イベントなど参加型企画も盛りだくさんでお届けしていきます。

リンク

マガジン

  • WEB別冊文藝春秋

    《読んで楽しむ、つながる》小説好きのためのコミュニティ! 月額800円で、人気作家の作品&インタビューや対談、エッセイが読み放題。作家の素顔や創作秘話に触れられるオンラインイベントのほか、お題企画や投稿イベントなど参加型企画も盛りだくさんでお届けしていきます。

  • 透明ランナーのアート&シネマレビュー

  • 藤田真央「指先から旅をする」

    毎月語り下ろしでお届け!

  • #わたしの熱帯

    #わたしの熱帯

  • 稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」

    南インド料理店「エリックサウス」総料理長にして、ジャンルを問わず何にでも喰いつく変態料理人。あふれ出る食いしん坊パワーで、世界を味わい尽くすエッセイをお届けします。月イチ連載

ウィジェット

WEB別冊文藝春秋

《読んで楽しむ、つながる》小説好きのためのコミュニティ! 月額800円で、人気作家の作品&インタビューや対談、エッセイが読み放題。作家の素顔や創作秘話に触れられるオンラインイベントのほか、お題企画や投稿イベントなど参加型企画も盛りだくさんでお届けしていきます。

すべて見る

透明ランナー|『秘密の森の、その向こう』――時空を超えた出会いによる女性同士の喪失と癒しの物語

 こんにちは。あなたの代わりに観てくる透明ランナーです。  今回紹介する映画は『秘密の森の、その向こう』(2021)。前作『燃ゆる女の肖像』(2019)で映画史に燦然と輝く金字塔を打ち立てた(というありきたりな表現では足りないほどの傑作ですね)、セリーヌ・シアマ(1978-)[1]の最新作です。  主人公は8歳の少女ネリー。大好きだった祖母が亡くなり、整理のために森の中にぽつんとたたずむ祖母の家を両親とともに訪れます。ネリーの母マリオンは、自身が少女時代を過ごしたこの家の

スキ
5

ピアニスト・藤田真央#12「ミハイル・プレトニョフ――ヴェルビエの夜、憧れのひとと邂逅する」

毎月語り下ろしでお届け! 連載「指先から旅をする」 ★今後の更新予定★ #13  10月25日(火)正午 #14    11月5日(土)正午  7月20日、ヴェルビエ音楽祭でヴァイオリニストのマルク・ブシュコフ、チェリストのズラトミール・ファンと室内楽を演奏する機会に恵まれました。彼らとは、2019年のチャイコフスキー国際コンクールでともに入賞したときからの縁です。  この日のプログラムは、ラヴェルの《ピアノ三重奏曲 イ短調》とアントン・アレンスキーの《ピアノ三重奏曲

スキ
46

10月の更新予定

■新連載  ・高田大介「エディシオン・クリティーク」 お待たせ致しました! 『図書館の魔女』の高田大介さんによる小説連載「エディシオン・クリティーク」が始まります。 ひとかけらの手掛かりから失われた物語を復元する、文献学者を主人公にした知的探索ミステリー。ご本人も言語学の徒である高田さんが紡ぐ、とびきり浮世離れしたディレッタントの活躍をご堪能ください。 ⇒10/13(木) 第1回公開 ■イベント情報 ・透明ランナー生配信 アート&シネマレビュー「そっと伝える」を連載

スキ
12

イナダシュンスケ|ホルモン奉行、卒業。

第8回 ホルモン奉行、卒業。   人が何かを好きになる時。それは、気が付けば自然とそれを好きになっているだけではなく、好きになりたいと思ったものを好きになる、そんなことが結構あるのではないかと思っています。  僕は20代の頃、焼肉屋のいわゆる「ホルモン」を、好きになりたいと思っていました。そしてそれを実際に好きになっていたと思います。  当時「食通」の人々は、こんなことをよく言っていました。 「焼肉は、結局『ホルモン』に行き着くんだよ」  その世界観においてカルビやロー

スキ
8

透明ランナーのアート&シネマレビュー

すべて見る
  • 20本

透明ランナー|『秘密の森の、その向こう』――時空を超えた出会いによる女性同士の喪失と癒しの物語

 こんにちは。あなたの代わりに観てくる透明ランナーです。  今回紹介する映画は『秘密の森の、その向こう』(2021)。前作『燃ゆる女の肖像』(2019)で映画史に燦然と輝く金字塔を打ち立てた(というありきたりな表現では足りないほどの傑作ですね)、セリーヌ・シアマ(1978-)[1]の最新作です。  主人公は8歳の少女ネリー。大好きだった祖母が亡くなり、整理のために森の中にぽつんとたたずむ祖母の家を両親とともに訪れます。ネリーの母マリオンは、自身が少女時代を過ごしたこの家の

スキ
5

透明ランナー|「見るは触れる 日本の新進作家 vol.19」展――広がり続ける写真芸術の自由な可能性

 こんにちは。あなたの代わりに観てくる透明ランナーです。  今回紹介するのは、東京都写真美術館で開かれている「見るは触れる 日本の新進作家 vol.19」展です。「日本の新進作家」展は2002年から東京都写真美術館で定期的に行われている企画展で、新たな写真・映像表現に挑戦している若手作家の作品をピックアップして紹介するものです。私は2008年の「vol.7」以降毎回訪れ、どんな作品と出会えるのかいつも楽しみにしています。  写真は比較的最近まで美術館に飾られるような芸術作

スキ
12

透明ランナー|第25回文化庁メディア芸術祭――今年で最後のメディア芸術の祭典を振り返る

 文化庁が主催し、メディア芸術の振興を目的として作品を選出する「文化庁メディア芸術祭」(メ芸)。①アート部門、②エンターテインメント部門、③アニメーション部門、④マンガ部門の4部門について、大賞、優秀賞、新人賞などが選出されます。1997年度から毎年行われ、日本のメディア芸術の発展に大きな役割を果たしてきました。  その第25回受賞作品展が9月26日(月)まで、お台場の日本科学未来館で開催されています。今回のメ芸には95の国と地域から3,537作品の応募がありました。私は中

スキ
15

透明ランナー|『LOVE LIFE』――人と人との分かりあえなさ、深田晃司が描き続ける“孤独”

 映画『LOVE LIFE』が2022年9月9日(金)から公開されています。本作の深田晃司(ふかだ こうじ、1980-)監督は、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した『淵に立つ』(2016)をはじめ、人間の心に根ざす孤独を見つめる映画を作り続けてきました。  本作の主人公は30代の女性、妙子(木村文乃)。再婚した夫・二郎(永山絢斗)、息子の敬太(嶋田鉄太)と3人で暮らしています。団地の部屋のベランダからは中央にある公園が⼀望でき、向かいの棟には⼆郎の両親

スキ
9

藤田真央「指先から旅をする」

毎月語り下ろしでお届け!

すべて見る
  • 12本

ピアニスト・藤田真央#12「ミハイル・プレトニョフ――ヴェルビエの夜、憧れのひとと邂逅する」

毎月語り下ろしでお届け! 連載「指先から旅をする」 ★今後の更新予定★ #13  10月25日(火)正午 #14    11月5日(土)正午  7月20日、ヴェルビエ音楽祭でヴァイオリニストのマルク・ブシュコフ、チェリストのズラトミール・ファンと室内楽を演奏する機会に恵まれました。彼らとは、2019年のチャイコフスキー国際コンクールでともに入賞したときからの縁です。  この日のプログラムは、ラヴェルの《ピアノ三重奏曲 イ短調》とアントン・アレンスキーの《ピアノ三重奏曲

スキ
46

ピアニスト・藤田真央#11「ヴェルビエ音楽祭――アルゲリッチの代わりに立つ」

毎月語り下ろしでお届け! 連載「指先から旅をする」 ★今後の更新予定★ #12  10月5日(水)正午 #13  10月25日(火)正午  夏の欧州は、各地で音楽祭が花盛り。7月にはロッケンハウス室内楽フェスティバル、ヴェルビエ音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティバルと、わたしもずいぶん飛び回って、あちらこちらで演奏をしてきました。  音楽祭はその土地の空気や、その街ならではの音楽の楽しみ方を肌で感じられるのがいいですね。たとえばラ・ロック・ダンテロン国際

スキ
83

ピアニスト・藤田真央#10「ブラームス、ドビュッシー…ベルリンで再発見した作曲家たち」

毎月語り下ろしでお届け! 連載「指先から旅をする」 ★今後の更新予定★ #11  9月25日(日)正午 #12  10月5日(水)正午  モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲演奏を成したあと、わたしのなかで存在感を増したのはブラームスでした。  ブラームスは音楽史的な位置付けでは、後期ロマン派に属する作曲家となります。けれど彼は時流からちょっと外れて、ベートーヴェンをはじめとする、自分よりすこし前の時代の作曲家に執心して研究に励みました。  ブラームスが残した曲は、自分の感

スキ
85

ピアニスト・藤田真央#09「わたしの人生の節目には、モーツァルトが現れる」

毎月語り下ろしでお届け! 連載「指先から旅をする」 ★今後の更新予定★ #10  9月5日(月)正午 #11 9月25日(日)正午  世界デビューアルバム『モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集』(CD5枚組)のリリース日が、今年の10月7日に決定しました。  現在は配信限定先行シングルとして《ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545》の「第2楽章 アンダンテ」と《ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280》の「第2楽章 アダージオ」が公開されています。  思い起こせばモーツ

スキ
73

#わたしの熱帯

#わたしの熱帯

すべて見る
  • 32本

第二章 カウンターの男

 グリーンの扉を開くと、そこは細長い階段だった。扉は店の入口と思っていただけに拍子抜けする。壁は扉と同じグリーン。階段は木目調で急なために左側には手すりが付けられている。  階段をおよそ一階分のぼりきると再度扉が現れた。この扉を開いたらまた階段が……というような舞台を前に観た気がするが実際に扉を開けば「いらっしゃいませ」と怪しげなほほ笑みを浮かべたマスターとL字のカウンターの片隅に座る一人の男性客が私たちを迎えた。  マズい所へ来てしまったのではなかろうか。  今さらなが

スキ
3

沈黙しない読書会の夜

ポテンシャルだけはあるのだ…あるのだぁ!! そう苦し紛れに叫びたい日々を過ごしとります、みかばんさんです…皆様お疲ればっこん。 世間の皆様はGWでお休みの方が大半でしょうか… 少し前から我々地球の民はウイルスの脅威から身を守るべく窮屈な生活を余儀無くされた訳ですが、今年のGWはだいぶ緩和され行楽地に出掛ける人が目立っておりますな。 我が家も母と弟が出掛けております…秩父に芝桜を見に行ったり横須賀に菖蒲を見に行ったり… 自分は大型連休も盆暮も関係無く仕事ですのでね、出

スキ
9

イベントレポート「登美彦氏、『千一夜物語』に分け入る」

2019年2月11日に開催された対談イベント 「登美彦氏、『千一夜物語』に分け入る」 国立民族学博物館にて、西尾哲夫先生に導かれてアラビアンナイトの世界に迷い混みました。 悪筆メモと記憶を頼りに記述したものをTwitterに連投したのですが、当時は隠していたものを加筆・修正を加えて記述しています。『熱帯』未読のかたはネタバレ満載なので読まないでください。個人の読書体験は人権の次に尊重されるものです。 ㊟ 簡略化した部分が多く、また実際の語調とは異なります。 質問「なぜ

スキ
7

妄察 わたしの熱帯

沈黙しない読書会を終えて  2022年4月18日。時を超えて「沈黙しない読書会」がオンラインで開催されました。  私は「贅沢な読書会」でむにゃむにゃとしか語れなかったリターンマッチとして、「沈黙しない読書会」に手記を応募しました。他のみなさんには及ばずとも、私なりの「手記 わたしの熱帯」を完成させることができました。  書き終えた当初は、我が手記に一片の悔いなしと、以降筆を執る気はありませんでした。2018年に私の心を覆っていた靄は、手記にて語ったことで晴らされたのです。

スキ
8

稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」

南インド料理店「エリックサウス」総料理長にして、ジャンルを問わず何にでも喰いつく変態料理人。あふれ出る食いしん坊パワーで、世界を味わい尽くすエッセイをお届けします。月イチ連載

すべて見る
  • 8本

イナダシュンスケ|ホルモン奉行、卒業。

第8回 ホルモン奉行、卒業。   人が何かを好きになる時。それは、気が付けば自然とそれを好きになっているだけではなく、好きになりたいと思ったものを好きになる、そんなことが結構あるのではないかと思っています。  僕は20代の頃、焼肉屋のいわゆる「ホルモン」を、好きになりたいと思っていました。そしてそれを実際に好きになっていたと思います。  当時「食通」の人々は、こんなことをよく言っていました。 「焼肉は、結局『ホルモン』に行き着くんだよ」  その世界観においてカルビやロー

スキ
8

【全文無料】イナダシュンスケ│小生、蕎麦を語る

第7回 小生、蕎麦を語る   蕎麦の良さがわからぬ、と言う人は少なからず存在します。僕もかつてそうでした。東京や長野などの蕎麦文化圏で幼少時から蕎麦に慣れ親しんできた人には理解しにくい嘆きかもしれません。  そんな人々に、今の僕から何かアドバイスできるとしたらこうです。  蕎麦は、「ただの麺じゃねえかこんなもん」という気持ちで食べましょう。  蕎麦はとかく特別な食べ物として語られがちです。すなわち、香りを楽しむ繊細で高尚な文化である、と。もちろん喉越しや汁の味などにも細か

スキ
25

イナダシュンスケ│スパイス、ハーブ、薬味… だけじゃない「マズ味」の話    

第6回 マズ味は文化だ 前回は、パクチーの「マズ味」に関するお話でした。マズ味とは、おいしくないということではなく、むしろおいしさを構成する要素です。  マズ味が重要な食べ物は、パクチー以外にもたくさんあります。すぐ思いつくところで、葱、生姜、大葉、茗荷、といった薬味類。パクチーを初めて食べた時からおいしいと思った人が少ないように、こういった薬味類が子供の頃から好きだった人もそういないでしょう。  記憶を辿ると僕も、葱→生姜→大葉→茗荷の順で徐々に克服していった気がします。ま

スキ
8

イナダシュンスケ│パクチーに潜む「マズ味」

第5回 パクチーのマズ味 皆さんはパクチーはお好きですか? 一般的に、好き嫌いが大きく分かれるとされる食材です。苦手な方も少なくないのではないでしょうか。  しかし10年くらい前は、今よりもっと苦手な人が多かったはずです。当時から飲食店をやっていた自分の感覚だと、お客さんの半分以上、いやむしろ大半が苦手だったんじゃないかと思います。  今は、少なくともそこからは大きく様変わりしました。「好き」と言い切る人は確実に増えました。もしかしたら若干の苦手意識は持ちつつ、ちょっと無理し

スキ
9