書店員さんの声、第一弾!『ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ』 14 WEB別冊文藝春秋 2024年11月15日 12:00 TOPページへ前作を読んでいなかったのですが、2から読んでもめちゃくちゃ良かったです…!患者さんとその家族に対し、誠実に向き合う卯月の姿に胸を打たれます。そしてそんな卯月が患者の家族という立場になった時の葛藤が、他人事ではなくてズキンと胸が痛みました。それでも物語のいろんなところで、周りに頼ってね、家族で助け合おうね、1人じゃないよ、というあたたかいメッセージがたくさん散りばめられていて、勇気をもらえました。押し付けがましくない優しさに包まれた作品でした。また続きも楽しみにしています!TSUTAYAサンリブ宗像店 渡部知華さん「思い残し」に直接向き合っていたものが、患者さん本人にしっかり目を向けられていて、卯月の成長を感じます。 ひとりで完璧は難しいという言葉は忘れられず、看護師の仲間だけでなく患者やその家族、患者同士の交流も人を支え、心が寄り添うチームが出来ていくのが分かります。 卯月に視えるものは「思い残し」の姿だけでなく、繋がっていく人の心でもあって、その優しさが物語と読む人を包み込んでいくようです。マルサン書店サントムーン店 原田里子さん患者と看護師のつながりばかりを思っていた自分。患者はもちろん、家族の思いも支えて包んでくれる看護師の、厳しくも温かい姿に心からありがとうと伝えたい。自分や自分の家族が入院した時に看護師の心に救われて看護師になりたいと思う、命の絆をつないでいる大切な存在。看護師はプライベート、仕事の悩みを引きずって患者に対応してはいけない。命を支える仕事だから。看護師は自分ひとりではできない、仕事を引き継ぎ、その心を伝えていく。愛情ははっきり目に見えるものだけではない。そんな心に積み上がった愛をこの小説で感じ、幸せに包まれた。ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん命に温かく向き合う物語に涙しました。看護師さんのお仕事を通して、大切な家族との時間や人生に思いを馳せられます。ナース卯月の活躍が楽しみで、続きが待ち遠しいシリーズに出会えました!うさぎや矢板店 山田恵理子さん看護される対象となった時、冷静さを保ち続けることができる人って、どのぐらいいるんだろうか。今作も胸を打たれました。蔦屋書店茂原店 松浦直美さん2巻からでもしっかりお話に入り込むことができました。 病院ということでやはり人が亡くなってしまうシーンは多いけれど暗さがなく、 むしろ心が温かくなり、人のやさしさを感じる作品でした。 いつか人には終わりがくる、そのとき自分はどうするか。 自分だけではなく、周りの親しい人が亡くなってしまうとき自分はどうすべきなのか…決して暗い気持ちではなく前向きに考えさせてくれました。くまざわ書店調布店 山下真央さん読んでホッとできて、そして心が揺さぶられます。忙しく働いている人こそ読んで欲しい、敢えて時間をつくってでも。命というのは例外なく壊れやすく、だからこそ皆で優しく取り扱うのだと、物語が思い出させてくれます。丸善八尾アリオ店 岩崎浩也さん思い残しが視える卯月さん。視えるだけで、それ以外は至って等身大の看護師とも言えるかもしれません。そんな彼女が思いがけず身近な人の病気を知った時の振る舞いは、この職業だからこう振る舞えるでしょうという思い込みを見直すものだと思います。命のこと、介護や看護のことを看護師がどう向き合っているか。患者や家族になる可能性がある一人一人の参考になる作品だと思います。正和堂書店 猪田みゆきさんさらに第2弾は、心揺さぶるではないですか。 同じ診断を下された家族の気持ちに共感し、涙がぽろぽろ。 看る側も患者家族もワンチームなんですね。 今の私に必要な言葉が詰まっていました。 命を扱う仕事に失敗は許されない。 ストレスの多い環境で働く医療関係者の方々に頭の下がる思いです。 人生は長いのだから、時々、自分を休めることは大事ですね。 深呼吸できたように思えます。未来屋書店大日店 石坂華月さんベテラン、中堅、新人のナースたちのお仕事小説として、面白く読めた。 入院患者、その家族、医者、ナース、それぞれ戸惑いや悩みがある。病院やケガや老い、家族関係。周囲との関わりが、いつしか解きほぐしていく。最後には、しっかりと前をむく。いい小説だと思った。ジュンク堂書店松坂屋高槻店 酒井朋子さん読みながら気付けば涙が溢れてる。 人に寄り添う優しさと強さ。 思い残しが視える卯月だから出来ること。 真剣に人と向き合う看護という仕事は、卯月にとって天職なんだろうな。 患者さんだけではなく、患者さんの家族にまで寄り添ってくれる姿に心癒されました。 長いシリーズになる事を願ってます! 救われる人がたくさんいるはず!!文真堂書店ビバモール本庄店 山本智子さん自分の家族が病気になった時、自分はどうするだろうと考えてしまいました。卯月のような看護師さんがいてくれたら、いいなと思いました。ひとりじゃない、ということを優しく気づかせてくれる素敵な本です。2巻も面白かったです!未来屋書店碑文谷店 福原夏菜美さん母親のパーキンソン病が発覚し、自身が患者の家族になった時の卯月の心の揺れにとてもリアリティを感じました。プロであっても家族だからこそ割り切れない思いに一時囚われる卯月には共感を覚えます。そこから患者だけではなく、その家族をもケアする大切さに気づき、患者とその家族に真摯に寄り添う彼女の姿に感動しました。自分は素人ですが、寄り添うというのはケアの本質だと思います。卯月が「視える」ということに主眼を置くのではなく、そこから患者やその家族にどう寄り添うかということに繋げている所が素晴らしかったです。ジュンク堂書店旭川店 松村智子さんTOPページへ ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ (文春文庫 あ 99-2) amzn.asia 825円 (2024年11月14日 17:58時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する ナースの卯月に視えるもの (文春文庫 あ 99-1) amzn.asia 847円 (2024年11月14日 17:59時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する ダウンロード copy ここから先は 0字 WEB別冊文藝春秋 ¥800 / 月 《読んで楽しむ、つながる》小説好きのためのコミュニティ! 月額800円で、人気作家の作品&インタビューや対談、エッセイが読み放題。作家の素… 購読手続きへ ログイン #ナースの卯月に視えるもの #秋谷りんこ #ナースの卯月に視えるもの2絆をつなぐ 14 「#別冊文藝春秋」まで、作品の感想・ご質問をお待ちしております! チップで応援