【明日発売!】『ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ』装丁のおはなし
いよいよ明日は、『ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ』(秋谷りんこ/文春文庫)の発売日です!
note主催の創作大賞2023から生まれた秋谷さんのデビュー作『ナースの卯月に視えるもの』は大きく話題を呼び、現在6刷と絶好調!(かなりすごいことですよ!!!)
シリーズ化が決定し、この度、第2巻が刊行されることになりました!いえーい!
1巻に続き、装丁はイラストレーター・かないさんが担当してくださいました。
2巻のご相談をした際に、私(担当編集)からお願いをしたのは、ただひとつ。
「卯月と猫を描いてください」
(※なぜ「猫」なのかは、本作を読んでのお楽しみ!)
るんるんと能天気にラフをお待ちしていると、こんな3パターンが送られてきました。
!!!!!!!!!!!!!
なんてこった!!!!!!!
かないさん!!!!!!分かっていらっしゃる!分かりすぎている!
私は思わず編集部内で、「卯月ってこんな表情するんですよ?知ってました?」とぎゃーぎゃー言いまわってしまいました。
では一体、かないさんは何を「分かって」くださったのか……。
ここで1巻と2巻の装丁を見比べて見ましょう。
1巻では、すっと背筋の伸びた、しっかり者の卯月。患者さんに寄り添うべく、「思い残し」の解決に日々奔走し、院内では上司や後輩たちに気を配り……優しい雰囲気がありながらも、どこか気を張った印象があります。
一方、2巻では表情が柔らかくなり、パッと花が咲いたような明るさと、しとやかさが……。
1巻から2巻への卯月の繊細な変化をここまで捉えてくださるとは!!!
イラストレーターさんって本当にすごいですよね。
ではこの変化、なぜ起きたのでしょう?
答え合わせは、明日発売の『ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ』でお確かめを!
そしてぜひ、感想とともに皆さんの考察もお聞かせください!
1巻未読だよというそこのあなた!
もちろん1巻から読んでくださいと強くお伝えしたいところですが、
なんと、本作
2巻からも読めるんです!!!!
大事なことなので繰り返します。
2巻をいきなり読んでも楽しい!!!
せっかくなので、もう一声いきます。
1巻から読んだらもっと楽しく読める!!!
以上、担当編集からの叫びでした!
みなさまからの感想も首をながーくしてお待ちしております!
すべて正座して拝読します!
2巻も応援よろしくお願いします!!!
「#別冊文藝春秋」まで、作品の感想・ご質問をお待ちしております!