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高田大介『エディシオン・クリティーク』(*小説)

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失われたテクストの復元に勤しむ文献学者・嵯峨野修理。紙切れ一枚も彼の手にかかれば謎の宝箱に早変わり。『図書館の魔女』著者が奏でる知的探索ミステリー、開幕!
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高田大介「エディシオン・クリティーク――ディレッタント、奇書を読む」#004

世界最高峰の奇書『ヴォイニッチ写本』の解読に勤しむ、 文献学者修理と元妻の真理。 数多の人…

高田大介「エディシオン・クリティーク――ディレッタント、奇書を読む」#003

文献学者・嵯峨野修理と、元妻の真理。 ひょんなことから世界最高峰の奇書、 『ヴォイニッチ写…

高田大介「エディシオン・クリティーク――ディレッタント、奇書を読む」#002

離婚後もなお元夫の文献学者・修理の家に入り浸る真理。 だって、ここが一番居心地のいい場所…

高田大介「エディシオン・クリティーク――ディレッタント、奇書を読む」#001

東京で編集者として働く真理。 彼女の幼なじみにして「元」夫は、 群馬の山奥で失われたテクス…

高田大介『エディシオン・クリティーク #2』――読み切り完結🔎

古代ギリシア語辞典に挟まれていた、上下逆さまに記された一葉の紙片。 文献学者嵯峨野修理の…

高田大介『エディシオン・クリティーク #2』 3日連続公開、2日目🔎

校了明けの編集者は癒しを求めるというもの。 ぼろぼろの真理が訪れたのは、なぜか元夫の暮ら…

文献学者・嵯峨野修理の知的探索ミステリー! 高田大介『エディシオン・クリティーク #2』3日連続公開、1日目🔎

街外れの古書店で、古代ギリシア語辞典を調達した文献学者・嵯峨野修理。 そこに挟まれていたのは上下逆さまに記された一葉の紙片 これは、誰が何のために入れたもの……? 一枚の紙切れも、文献学者の手にかかれば謎の宝箱に早変わり! 知的探索ミステリー、本日から3日連続公開です。 ディレッタント、言の葉を検める Νίψον ανομήματα μη μόναν όψιν 顔ばかりではなく罪も洗い清めよ     ——聖マーティン寺院の聖水盤 一、例により嵯峨野家訪問のこと  さて

高田大介『エディシオン・クリティーク』#003 第1話完結!

文献学者・嵯峨野修理のもとを訪れた元妻の真理。 彼女が修理に見せたのは、襖の下張りに使わ…

「図書館の魔女」高田大介、新連載! 『エディシオン・クリティーク』#002

元夫の修理を訪ね、嵯峨野家にやってきた編集者の真理。 愛想のない文献学者・修理にどうして…

「図書館の魔女」高田大介、新連載スタート! 『エディシオン・クリティーク』#001

失われたテクストの復元に勤しむ文献学者・嵯峨野修理。 紙切れ一枚も彼の手にかかれば謎の宝…

【無料公開中】高田大介〈異邦人の虫眼鏡〉Vol.5「すべての道に名前がある」

道に名前のないところ アイルランドの、というか世界的なロックバンドのU2に「道に名前のな…