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高田大介「異邦人の虫眼鏡」(*エッセイ)

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豊かな自然と向き合い、自分の手で生活を整える。在仏十五年、『図書館の魔女』の著者が郷村生活で見つけたもの
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#別冊エッセイ

言語学者、フランスで運転免許を取るーー高田大介「異邦人の虫眼鏡」

「図書館の魔女」著者にして、在仏15年の言語学者、高田大介さん。 古都トゥール郊外の村への…

【無料公開中】高田大介〈異邦人の虫眼鏡〉Vol.6「フランス中西部の奇妙な地名」

 8月18日(木)、「図書館の魔女」シリーズの高田大介さんのオンラインイベントが開催されま…

【無料公開中】高田大介〈異邦人の虫眼鏡〉Vol.5「すべての道に名前がある」

道に名前のないところ アイルランドの、というか世界的なロックバンドのU2に「道に名前のな…

高田大介〈異邦人の虫眼鏡〉 Vol.4「フランスの車窓から」

「図書館の魔女」シリーズで一大ファンタジーブームを 巻き起こした高田大介さん。 在仏15年、…

高田大介〈異邦人の虫眼鏡〉 Vol.3「川縁の風景」

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高田大介〈異邦人の虫眼鏡〉 Vol.2「自炊者の告白」

 連載初回のリード文で「食事もすべて自炊」であるとか「自然と向き合い」などと書かれてしま…

高田大介〈異邦人の虫眼鏡〉 Vol.1「フランスの悪い草」

豊かな自然と向き合い、自分の手で生活を整える。在仏十五年、『図書館の魔女』の著者が郷村生活で見つけたもの  この夏は毎日のように庭にいた。宵っ張りの朝寝坊で、これまで午前中はだいたいお茶を片手に漫然としているのが常だったが、最近では大家の来訪から庭を守るという勤めが生じたのだ。  そもそも拠ん所ない事情があって、住み慣れたリモージュの中心街を離れ、トゥールという街の郊外の小村に引っ越したのがこの春のこと。トゥール郊外……というよりは一番近い地方都市はトゥールだ、というぐら