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【アーカイブ動画公開!】祝・華文ミステリ15周年、歴代の傑作&新刊一挙ご紹介スペシャル

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2024年2月末に行われた配信イベントの
アーカイブを公開しました

 歴代「華文ミステリ」の最高傑作はどの作品か?
そして2024年に翻訳刊行される新作の魅力とは?

 島田しまだ荘司そうじさんが命名した「華文ミステリ(中国語で書かれたミステリ小説)」の嚆矢こうしは、アジア各地の傑作本格ミステリを紹介した「島田荘司選 アジア本格リーグ」(講談社)の『錯誤配置』ランシヤウ(台湾)と『蝶の夢 乱神館記』水天スイテン一色イツシキ(中国)の2作品で、ともに2009年に刊行されました。

 それから15年、台湾からは第1回島田荘司賞受賞の寵物先生(ミスターペッツ)や『台北プライベートアイ』がヒットしたウツゼンなど、香港からは『13・67』で世界的な評価を得た第2回島田賞受賞者・チンコウなど、中国からは「中国の東野圭吾」と呼ばれる大ベストセラー作家のキンチンシユウコウなどが続々と紹介され、活況を呈しています。

 今回はみなさまに「#私のベスト華文ミステリ」を募り、第一部はそちらを叩き台に、3社の編集者がトークを繰り広げます。

 第二部はゲストとして『元年春之祭』のリクシユウさんと書店員兼ミステリ評論家の坂嶋さかしまりゆうさんがリモート参戦。

 そして第三部はスペシャルゲストとして島田荘司さんにご登場いただき、島田荘司賞や華文作家たちとの交流などについてたっぷり語っていただきます。

◆アーカイブ動画はこちら◆

<プログラム>
▼第1部 華文ミステリ編集者クロストーク
今年刊行予定の新作の紹介

▼第2部 #私のベスト華文ミステリ 結果発表&ゲストトーク
・Xで募集した「#私のベスト華文ミステリ」の結果発表!
・陸秋槎さん
・書店員兼ミステリ評論家 坂嶋竜さん

▼第3部 スペシャルゲスト:島田荘司さん
島田荘司賞や華文作家たちとの交流、さらにはロシアやイギリスなどのミステリ事情についてたっぷり語っていただきました。

<お詫び>
 第2部の陸秋槎さん、坂嶋竜さんのご登場シーンで機材トラブルがあり、お二人は音声のみのアーカイブとなります。
陸さん、坂嶋さん、そして視聴者の皆さまにお詫び致します。


◎イベント概要

祝・華文ミステリ15周年、歴代の傑作&新刊一挙ご紹介スペシャル!
行舟文化・早川書房・文藝春秋 版元合同イベント


[日時]
2024年2月29日(木)19:00~21:00
オンライン(Zoomウェビナーによる生配信)

※ぜひ Xでハッシュタグ「#華文ミステリ15周年」を付けてご感想や意見などポストして頂けたら嬉しいです。


<出演者プロフィール>


陸秋槎(リク・シュウサ)
1988年、中国北京生まれ。復旦大学在学中に復旦大学推理協会に所属。2014年、雑誌「歳月・推理」は主催する華文ミステリ大賞の最優秀新人賞を受賞。日本の本格ミステリの影響下に作家活動を始める。主な邦訳作品に『元年春之祭』『文学少女対数学少女』などのミステリのほか、SF作品として『ガーンズバック変換』がある。


坂嶋竜(さかしま・りゅう)
1983年生まれ。2019年にメフィスト評論賞法月賞受賞。書店に勤務するかたわらミステリ評論を続ける。『本の雑誌』『本当に面白いミステリ・ガイド』などに寄稿。『現代ミステリとは何か』には陸秋槎論で参加している。


島田荘司(しまだ・そうじ)
1948年、広島県福山市生まれ。1981年に『占星術殺人事件』でデビューを果たす。御手洗潔シリーズ、吉敷竹史シリーズなど数々の傑作本格ミステリを発表。その人気は国内にとどまらず海外でも多くの読者を魅了している。後進の育成にも熱心で、「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリ文学新人賞」のほか、華文ミステリの登竜門「島田荘司賞」の選考委員もつとめている。

▼昨年のイベントレポートはこちらから

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