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稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」(*食エッセイ)

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南インド料理店「エリックサウス」総料理長にして、ジャンルを問わず何にでも喰いつく変態料理人。あふれ出る食いしん坊パワーで、世界を味わい尽くすエッセイをお届けします。月イチ連載
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#レシピ

イナダシュンスケ|牧歌的うどん店

第16回 牧歌的うどん店「牧歌的」という言葉があります。自然の中で牧人が歌う歌のような、飾…

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イナダシュンスケ|お伽の国の特級酒、あるいは毛糸玉の中のローマ

第14回  お伽の国の特級酒、 あるいは毛糸玉の中のローマ  その日は、早朝から始まるなかな…

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イナダシュンスケ|好き好き懐石

第13回 好き好き懐石 懐石料理が大好きです。  僕は今回その愛を存分に語りたいと思ってい…

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イナダシュンスケ|「美食家」は死語になる

第11回 「美食家」は死語になる  先日、少し面白い言葉の使い方を耳にしました。とある女性…

イナダシュンスケ|味の素ラプソディ

第10回 味の素ラプソディ  「味の素」の話をしようとしています。よく見ると実に秀逸なネー…

イナダシュンスケ|味噌煮のロマン

第9回 味噌煮のロマン  かつて日本の農村の標準的な食事はどのようなものであったか、とい…

イナダシュンスケ|ホルモン奉行、卒業。

第8回 ホルモン奉行、卒業。   人が何かを好きになる時。それは、気が付けば自然とそれを好きになっているだけではなく、好きになりたいと思ったものを好きになる、そんなことが結構あるのではないかと思っています。  僕は20代の頃、焼肉屋のいわゆる「ホルモン」を、好きになりたいと思っていました。そしてそれを実際に好きになっていたと思います。  当時「食通」の人々は、こんなことをよく言っていました。 「焼肉は、結局『ホルモン』に行き着くんだよ」  その世界観においてカルビやロー

【全文無料】イナダシュンスケ│小生、蕎麦を語る

第7回 小生、蕎麦を語る   蕎麦の良さがわからぬ、と言う人は少なからず存在します。僕も…

イナダシュンスケ│スパイス、ハーブ、薬味… だけじゃない「マズ味」の話    

第6回 マズ味は文化だ 前回は、パクチーの「マズ味」に関するお話でした。マズ味とは、おい…

イナダシュンスケ│パクチーに潜む「マズ味」

第5回 パクチーのマズ味 皆さんはパクチーはお好きですか? 一般的に、好き嫌いが大きく分…

イナダシュンスケのステージ、それが「季節のモダンインディアンコース」

第4回 料理はライブだ! 食に関する雑多な仕事をしています。  こうやって食にまつわる文章…

イナダシュンスケ│「異常性」を逆手に取って今がある

第3回 厨房の異常者   今さら改めて言うのもなんですが、僕は食べることが大好きです。 「…