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WEB別冊文藝春秋【無料記事】

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幡野広志|人生にとって何が一番大切なものなのか。涙を誘う物語が教えてくれた。平岡…

 過去と未来、一度だけ行けるとしたらどちらを選ぶだろうか。ぼくは過去を選ぶ。  もしも未…

【アーカイブ動画公開!】祝・華文ミステリ15周年、歴代の傑作&新刊一挙ご紹介スペシ…

2024年2月末に行われた配信イベントの アーカイブを公開しました ※  歴代「華文ミステリ」…

「思わず一気読み」「心からおすすめしたい」など激推しの声多数! 大前粟生さん『チ…

 大前粟生さんの最新刊『チワワ・シンドローム』が2024年1月26日に発売になりました。早くも…

自分がどんどんワトソンと一体化して――スランプに抗い、最後に解き明かした謎とは?…

作家の書き出し Vol.29 〈取材・構成:瀧井朝世〉 ◆あのシャーロック・ホームズがスランプ…

藤田真央『指先から旅をする』を読んで――須賀しのぶさんから、熱い感想が届きました…

 天才が感じとれる世界を、私たちは成果として仰ぎ見ることはできるけど、共有することは絶対…

『八秒で跳べ』刊行決定!――『探偵はぼっちじゃない』から5年、大学生になった坪田…

――デビュー作『探偵はぼっちじゃない』の文庫の解説で、第2作を「信じて待ちたい」と書いて…

一穂ミチが描く「愛」のかたち――〈はじまりのことば〉

 二年半ぶりに「はじまりのことば」を書くことになった。前作(『光のとこにいてね』)のスタート時には、おうち時間を言い訳に怠惰な動画視聴ライフを送り、肝心の小説がまったく捗らないという駄目っぷりを披露した。今現在のわたしは、おうち時間の期間などとうに明けたというのに、YouTubeプレミアムに加入し動画視聴が捗りまくっている。まるで成長していない……(by安西先生)どころの話ではない。バキ童チャンネルで人生が溶けていく。  それでも「書かせてください」と言ったのは自分なので書か

門井慶喜が「江戸時代の金融市場」に挑む!――〈はじまりのことば〉

 以下、金融の話である。なるべくわかりやすく説明したい。  江戸時代には、たとえば旗本の…

宮島未奈|よみがえる京都の夏――万城目学『八月の御所グラウンド』に寄せて

*** 「万城目さんがおっしゃるには、京大生はみんな『御所G』を知っているそうです」  …

タカザワケンジ|白石一文の最新作『投身』が問いかける、本当に面白い小説とはなにか…

***  面白い小説とは何だろう。白石一文の小説を読むたび浮かぶのはそんな素朴な疑問だ。…

6/3(土)TBS系列「王様のブランチ」に登場! 『愛されてんだと自覚しな』――著者・河…

作家の書き出し Vol.25 〈インタビュー・構成:瀧井朝世〉 ▼書店員さんからのご感想はこち…

2023年注目の華文ミステリ大集合! ビブリオバトル完全レポート

 ゲストに作家の三津田信三先生と大倉崇裕先生、北京在住の翻訳家・阿井幸作先生をお招きして…

料理家・今井真実さんのエッセイ連載がスタート! 第1回「心置きなくスパイスラーメ…

 第1回 心置きなくスパイスラーメン  数ヶ月に一度のヘアカット。行きつけの下北沢の美…

世界的写真展が京都で開催中!――KYOTOGRAPHIE 注目展示7選│透明ランナー

 京都を訪れた回数を数えたら33回でしたが、そのうち13回がKYOTOGRAPHIEでした。今年もKYOTOGRAPHIEの季節がやってきました。  KYOTOGRAPHIEは例年4月から5月にかけて京都で行われる国際的な写真展です。2013年に始まり、今年で第11回を迎えます。写真を主に取り扱う国際芸術祭は、日本ではもちろん最大規模ですし、世界を見渡しても有数のものです。コロナ禍で存続の危機を迎えたこともありますが、一時的に開催時期を秋にずらしたり、クラウドファンディング