マガジンのカバー画像

矢月秀作「幸福論」

8
突出した残虐行為で、かつて大分県警を震撼させた以上犯罪者・萩谷信。その狂気はいかにして生まれたのか? ”悪魔”と呼ばれた男の人生に、ひとりの若き刑事が迫る
運営しているクリエイター

記事一覧

矢月秀作「幸福論」 #007(最終回)

大分県警を震撼させた異常犯罪者・萩谷信。 その狂気はいかにして生まれたのか?  信と、母・…

矢月秀作「幸福論」 #006

萩谷信の実父・根本満が語った未世との因縁――。 さらなる真実を求め、三浦は未世の家族に連…

矢月秀作「幸福論」 #005

水彩画の大家・広田光道の絵に隠されていた秘密──。 広田のアトリエに乗り込んだ三浦は、あ…

矢月秀作「幸福論」 #004

第四章1  三浦は、布施から預かった萩谷の絵に描かれた場所の特定を始めた。  絵画や画像…

矢月秀作「幸福論」 #003

第三章1  高梁文子の家を出て、ホテルに戻った三浦は、文子から渡された布施幸樹の携帯番号…

矢月秀作「幸福論」 #002

第二章1  三浦は、花岡から萩谷信に関する考察の発表を命じられた三日後、手土産を持参し、…

矢月秀作「幸福論」 #001

突出した残虐行為で、かつて大分県警を震撼させた異常犯罪者・萩谷信。 その狂気はいかにして生まれたのか?  ”悪魔”と呼ばれた男の人生に、ひとりの若き刑事が迫る 第一章1 「三浦君、別府の北浜で起きたひき逃げ事案の画像解析はどうなってる?」 「もう少しで、ナンバーを割りだせそうです」 「そうか。解析ができたら、すぐ別府署へ送ってくれ。逮捕状請求を急ぎたいそうだ」  大分県警本部刑事部刑事企画課捜査支援室の室長、花岡譲が指示をする。 「わかりました」  三浦賢太郎は、現在解析

スキ
3

矢月秀作「幸福論」 はじまりのことば

『刑事学校』三部作を書き上げ、さて、次は何を書こうかね……と、担当T氏と打ち合わせていた…