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米澤穂信×有栖川有栖ライブトーク「わたしのミステリー地図」

※アーカイブ動画の公開は終了しました。
ご視聴くださったみなさま、ありがとうございました。


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 ミステリーを1冊読めば、それが道となり、山となる。次第に「わたしだけのミステリー地図」が誕生する――
 有栖川有栖さんがそうおっしゃるのを聞いて、ぜひともそれを開陳してください! とお願いしました。
 そして有栖川さんがいま一番その「地図」を見たいのが、米澤穂信さんだといいます。米澤さんは『氷菓』から始まる古典部シリーズから、最新作『黒牢城』まで、実に広範囲にわたってミステリーの塔を建て続けておられます。その背景には間違いなく起伏に富み、生き生きと花が咲き、川が流れる米澤さんだけの王国があるはずだと。
 
 なにしろ米澤さんは、最新作『黒牢城』で戦国×本格ミステリをやってのけ、4大ミステリーランキングで驚異のオール1位を獲得。ついには第166回直木賞、第12回山田風太郎賞まで射止められました。
 

『黒牢城』(米澤穂信/KADOKAWA)

 
 有栖川さんは、今年1月に ‟火村英生シリーズ 誕生30周年” の記念イヤーを迎え、集大成たる『捜査線上の夕映え』を刊行。これほど美しいミステリーがあるのかと、読了者の嘆息を誘っています。
 ありとあらゆるミステリーを愛し血肉として、新しい風景を描き続ける有栖川さんが、いま満を持して語る、ミステリーの大パノラマとは?

『捜査線上の夕映え』(有栖川有栖/文藝春秋)

 
 
それぞれの最新作誕生秘話と、おふたりの秘蔵ミステリーマップを楽しみながら、みなさんもご自身の地図を広げ、存分にお楽しみいただけたら幸いです。

◆開催概要

[日時]2022年4月8日(金) 20:00~21:30
[形式]オンライン(Zoomウェビナーによる配信)
[参加方法]
無料でどなたでもご参加頂けます。
事前登録をして頂きますと、返信で「視聴用URL」が届きます。当日はそちらのURLをクリックしてご覧ください。

[見逃し配信]

 2022年4月12日(火)~5月31日(火)、当記事にてアーカイブ動画を埋め込み配信いたします。
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※4/12(火)以降、この記事の下部「購読者限定エリア」にて動画がご覧頂けます。

◆ご視聴の手掛かり


『米澤屋書店』(米澤穂信/文藝春秋)

 2021年秋、米澤さんがデビュー20周年の節目に刊行した読書エッセイ集がこちら。米澤さんの頭の中を満たしてきたのはどんな本たちなのか?
 米澤さんが20年にわたって、様々な媒体に書いてきた書評やお勧め本を一冊にまとめただけでなく、「思うさまに大好きなミステリをお勧めしたい」という米澤さんの強い思いから、「私の心を捉えて離さないミステリ」(120枚!)&オリジナルコメンタリー(180枚!)まで書き下ろしたという「ミステリーの玉手箱」です。
 トークライブの前でも後でも、これを読めばより「米澤ミステリーマップ」が立体的に浮かび上がってくることでしょう。

◆ご感想ハッシュタグ

 ご感想はぜひ、twitterやnoteにて、ハッシュタグ「#わたしのミステリー地図」を付けて聞かせて頂けると嬉しいです。

★こんな企画もやってます! 素敵なレビュー、お待ちしてます。



《トークに登場した本リスト》


※米澤穂信・自伝エッセイ「私について書くべきことなど何もない」収録(『オール讀物』2022年3・4月合併号)

※2016年の有栖川有栖×米澤穂信 第1回対談はこちらに収録されています



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