「令和」の時代に叩き起こされた「昭和」の名作。
昨年末に帰省したとき、わたしは無性に本が読みたい衝動にかられて父の本棚を開けた。
本棚には父が若いときに読んでいたであろう本がズラリと並んでいる。
どうやら、ミステリーが多め。
本好きのわたしはテンション爆上がりした。
ちなみにこの本棚を開けるのはたぶん生まれて初めて。
その中でも1番目を引いたのは、
森村誠一
という作家である。
「〇〇の証明」というシリーズが何冊も並んでいた。
現代っ子のわたし(思いっきり昭和生まれだが)は思わずスマホを手にとり、
「森村誠