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ピアニスト・藤田真央「指先から旅をする」

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24歳の若き天才ピアニスト・藤田真央氏によるエッセイ
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記事一覧

ピアニスト・藤田真央エッセイ #56〈ウィーン・リサイタルデビュー――コンツェルトハ…

#55へ  / #1へ戻る  / TOPページへ 『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #55〈ホフマンとシューマン――小説から生まれた音楽〉

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #54〈20歳で作曲したカデンツァを――バイエルン放送交…

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #53〈ビシュコフが伝えた極意――バイエルン放送交響楽…

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ブックレビュー:権威主義とポピュリズム~後篇・各国情勢~|白石直人

アメリカ 2016年のアメリカ大統領選では、大方の予想を覆してトランプが当選した。暴言や差別…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #52〈奇跡的なピアニシモ――ゲヴァントハウス管〉

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #51〈ストイックなリハーサルの先に――ハーゲン・カルテット〉

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届けします。  チェコフィルとの全4つのコンサートを盛況に終えたのも束の間、次の日からまた新しいリハーサルが始まった。伝説の弦楽四重奏団、ハーゲン・カルテットとのリハーサルだ。この弦楽四重奏団は1981年に結成された。結成当初のメンバーは全員が兄弟(ルーカス・ハーゲン、アンゲリカ・ハーゲン、ヴェロニカ・ハーゲン、クレメンス・ハーゲン)だったが、第二ヴァイオリンを務めていた長女アンゲリカがソロ

ピアニスト・藤田真央エッセイ #50〈ビシュコフとの最強タッグ――チェコ・フィル日韓…

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #49〈演奏中に喧嘩が始まり――中国ツアー・後篇〉

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #48〈いちばん楽しんでほしかったひとは――初の中国ツ…

限定発売の締切間近です! 『指先から旅をする〈愛蔵版〉』 完全受注生産のスペシャルエディ…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #47〈異次元の演奏――ルツェルン音楽祭〉

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #46〈憧れの大舞台が‶ホーム”に――ルツェルン音楽祭…

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #45〈23000人の観客を前にして――チャイコフスキー第…

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届け…

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ピアニスト・藤田真央エッセイ #44〈トラブルつづきの旅――アメリカ・クリーブランドへ〉

『指先から旅をする』が書籍化しました! 世界中で撮影された公演&オフショット満載でお届けします。  ソロ、協奏曲、室内楽と多岐に亘る様々な作品の中で、一際異質だと思うのは協奏曲というジャンルだ。なぜならリサイタルにおいては自ら取り上げたい作品を選択出来るが、協奏曲は基本、オーケストラ側からの要望で演目が決定されるからだ。稀に私に選択が委ねられる場合もあるが、マニアックな作品は敬遠されがちだし、演奏時間や前後のプログラムとの調整で却下されることもしばしば(例えばラヴェル《ピア