麻布競馬場・誕生前夜――それでも僕は、東京にしがみつく
2021年10月にTwitterに小説の投稿を始めて以降、人々の心をざわつかせ続ける匿名アカウント「麻布競馬場」。東京に疲弊し、それでも東京に生きることをアイデンティティとせざるを得ない人々をシニカルに描きだす彼の作品は、「タワマン文学」として多くの支持を集めています。
彼は、なぜ今日も小説を投稿し続けるのか――。
9月5日、ショートストーリー集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』を刊行したばかりの麻布競馬場に、その来し方を綴ってもらいました。
暇さえあればいつも「