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朝倉かすみ「よむよむかたる」(*小説)

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小樽の古民家カフェで開かれる〈坂の途中で本を読む会〉。本を読み、人生を語る、みんなの大切な時間。最年長九十一歳、最年少七十七歳、今日もにぎやかに全員集合!
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#誰も知らない小さな国

朝倉かすみ「よむよむかたる」 はじまりのことば

 わたしが物心ついたときには、母はもう「ちいさな集まり」の参加者だった。  近所の主婦た…

【4夜連続公開】朝倉かすみ「よむよむかたる」#009

▼第1話を無料公開中! 5 冷麦の赤いの 夕方から立て込んで、店を閉めたのは夜八時すぎだ…

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朝倉かすみ「よむよむかたる」#008

喫茶シトロンの窓から店内を覗き込む若い女性。 安田が見咎めると、彼女は開き直ったように口…