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#絵画
透明ランナー|「李禹煥」展――代表作から新作まで、現代美術界の巨匠の絵画と彫刻の“変遷”を楽しむ
1960年代から現在に至るまで、絵画と彫刻の両面で戦後日本の現代美術を牽引し続けてきた巨匠、李禹煥(リ・ウファン、1936-)。国立新美術館の開館15周年記念展として、彼の業績を振り返る大規模個展「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」が開催されています。
李は韓国で生まれ、日本で文学や哲学を学んだ後、1960年代後半から本格的に絵画・彫刻作品の制作を始めます。初期には物質にほとんど手を加え