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『もしもし』 多実の声だった。すこし掠れているが、間違いない。青吾は、自分でも意外なほ…
第三話 左手の爪すべてを玉虫色に塗り終えた時、スマートフォンが鳴り出した。わたしは一年三…
第二話 ななめ前を歩いていた社長が「なあ」と言ったので、思わず身構えた。社長の声が甲高く…
第1話 商店街のスピーカーから流れてくる調子っぱずれなクリスマスソングにかぶせるように「…
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