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2019年2月11日に開催された対談イベント 「登美彦氏、『千一夜物語』に分け入る」 国立民族学…
沈黙しない読書会を終えて 2022年4月18日。時を超えて「沈黙しない読書会」がオンラインで…
2019年2月3日に開催された 森見登美彦氏と羽田聡氏との対談イベント 「森見登美彦氏、京都国立…
あぁ、帰ってきた。 むせ返るほどの草木の香り、遠くに聞こえる潮騒、冷たくて甘いコーラ…
「私の聖地巡礼だけが本物なの」 はじめに 2017年の春、私は彼女に袖にされた。 心に…
私はその日、神楽坂にいた。 神楽坂には研修のために数日通ったことはあるが、地理に明る…
これは実話をもとにした #わたしの熱帯 であります。 二〇一八年晩夏。社会人二年目のわたしは、少し遅い夏休みを取ることにしました。最高に特別なサマーバケーションを過ごすことにしたのです! 行き先はもう決めてあります。 先日、旅行会社の前を通りかかった時に、目に飛び込んできた青と白のポスター。 青い空、青い海、青い屋根、白い壁。そう、サントリーニ島です。 ギリシャのアテネまで飛行機に乗り、小型機に乗り換え、島へ向かうのがベストルート。慣れない英語に苦戦しつつ、事前に飛行機
私にとっての「熱帯」的な文学作品とは何かと考えた時、まず初めに思い浮かんだのは、小学生…
あの夏、私は研究室でそこそこ懊悩していた。 森見登美彦先生の作品をこよなく愛する私は、こ…
「noteを使って星空案内をしたらよいのではないですか」と言われていたものの、締め切りがない…
私と「熱帯」との出会いは、 ある書店員さんに 『すごく不思議なお話し。でもあなたならきっと…
オズの魔法使いという映画をご存知でしょうか。 1939年にアメリカで、日本では1954年に封切ら…
森見登美彦さんの大ファンである私は、日々友人に魅力を語り尽くしています。 その甲斐あって…
これは数年前の話であるが、大学二回生に進級した四月のこと、僕はサークルの新歓コンパに参加していた。 さらにそれより一年前の僕は大学生になりたてぴちぴちの新入生であり、なんとなく自分よりずっと大人びて見える先輩方に歓迎される立場であったが、一年の時を経て今度は新入生を歓迎する立場になってみると、彼らは鮮魚のようにぴちぴちとした活気を湛えており僕らよりずっと若く見えた。 その日の新歓コンパの会場は、大学の裏手、山麓の緩やかな斜面の途中にある寂れたカレー屋だった。店を貸し切